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自分の本当の望みを知る

6月に入り、雨のお天気も増えてきました。
今日はゴロゴロと雷が鳴っています。

新しいYouTubeを公開しました。

 
ここまで2回ほど、動画により他者のため、
社会のためとか、大きな(高い)ゴールとか
という話をしてきました。
みなさんの中にはちょっと遠い話かなと
思われた方もいらっしゃるかもしれません。
 
 
もちろん社会という自分の外側も
大事なのですが、内側の自分自身が
何よりも大切です。
自分を大切にするとは自分の
本当の望みを知ること。
心の声を聞いてあげて、
それに従うことです。
 
 
人間は社会的な生き物です。
そこには2面性があって、
他人のために何かしてあげたいという思い。
高いゴールとは、多くの人を巻き込む
ゴールではある。
 
反面、
他者から評価されたい、
他者からの期待に応えたい、
それによって、自分の価値が認められたい。
という承認欲求があるもの。
 
 
自分以外の他人は自分のために
何かやってくれる訳ではない。
もちろん、やってくれるけれど、
自分が望む時に、望むようなことを
100%やってくれる訳ではないですよね。
 
唯一、最大限に欲しいものを与えてくれるのは、
自分自身であるということ。
 
他人のため、が
自己犠牲では苦しい。
 
他者に与えることによって
自分が与えられることを待っているのでは、
外的要因に委ねてしまっているので
枯渇感は拭うことができない。
 
 
シャンパンタワーを思い出して欲しい。
一番上のシャンパングラスが満たされると、
それが徐々に下に落ちて広がっていく。
 
それと同じように、自分の人生を切り拓いて、
望んだような未来を造っていくために
まず大切なのは、自分の本当の望みが
何なのか?に気づき、満たしてあげること。
 
 
コーチングでは自分が心から望むゴールを
”want-to”のゴールと呼び、
その反対を“”have-to”のゴールと呼ぶ。
want-toは内側から溢れ出る内的なもので、
have-toは外側からによって起こるもの。
 
want-toに従った時に、人は内側から溢れ出る
大きなエネルギーを得ることができる。
 
究極は人生をwant-toでいっぱいにすれば
ハッピーで仕方がたない人生になる。
 
 
時に、have-toだらけの人生過ぎて、
want-toが何かわからないという方も
いらっしゃる。
 
まずは小さなことからでもいいので、
自分が本当に望むことは何なのか?
自分の心の声に耳を済ませて、
叶えてあげる。
 
よく考えることなく人と合わせているなら
その選択を見直す。

自分の意思で考えて、選択をすると言う行為が
私たちにエネルギーを与えるから。
 
want-toとまではいかなかったとしても
自らの意思で選んでやる、
choose-toということでもいい。
 
普段から自分の選択を尊重する。
自分の心の声を聞く、そうすれば
大きな決断もwant-toでできるようになる。
want-toのゴールのレベルが
どんどん高くなっていく。
(より抽象度の高いwnat-toの
ゴールが見つかる。)
 
 
人から言われたから
仕方がなくやった(have-to)となると、
結果が思い通りでなければ
外的要因のせいにしたくなる。
自分の意思で決めれば、その結果を
責任を持って受け入れることもできる。
 
 
want-to/have-toは、
単なる、好き、嫌いとも違う。
want-toだからと言って、
簡単に達成できるというのも違う。
 
例えば、スポーツ選手が大きな夢を
達成するためには、
負荷の高いトレーニングに日々勤しみ、
力を尽くしている。

苦しいこともあるかもしれないが、
その先のゴールがあるから自ら選んで
行っている。
 
登る山は高い。遥か遠くまで到達したい。
そこまでの道は長いし、
険しいかもしれないけど、
例え誰かに止めたとしてもやりたいと思う。
パワーに満ちている。
 
want-toのゴールならば
努力を努力とも思わないで
その過程さえも楽しめてしまう。
 
その反面、have-toと思いながら
やると苦しく、want-toのような
長期的、永続的な力が生まれてこない。
 
 
外的な要因ばかりを気にしてしまって、
判断に迷うこともあるかも知れない。

本来、絶対的な正解、善い、悪いはない。
(法は犯してはいけないが)
答えは自分の中にしかないし、
選んだからにはそれが自分にとっての正解。
 
その時はそう思っても、
また変わるかもしれない。
柔軟に対応して、調整していけば良い。
 
かと言って、一度決めたからには、
やらないとと思うと、
結果的にhave-toになって
しまうこともある。
 
 
実のところ、want-toとhave-toは
紙一重である。
「本当は望んでいるのに、
have-toということにしておこう」
とするのは、変化を恐れるが故に生じる
逃避の現れである。
 
have-toは外からの圧力であるので、
時に恐怖や不安をあおる。

本当はwant-toなのに、コンフォートゾーンの
外に出ることから感じる、不安や恐れを
have-toだと仕立て上げてしまうことも
あるので、気をつけなければならない。
 
 
Wanto-toのゴールはそんなに簡単に
見つかるものでもない。
一生涯かけて見つけていく旅、
それが人生である。
 
 
自分の心の声を無視しない。
起こった感情には意味がある。
恐怖、恐れ、不安、ネガティブな感情が
本音を知らせてくれることもある。
 
ネガティブがダメではない。
意識に上げて捕まえて対応すれば問題ない。

ネガティブがスパイラル化し、
長期記憶として定着すると
人格形成(セルフイメージの形成)に
影響するので気をつけなければならない。
短期で処理していけば良いだけのこと。

補足:
例え、長期に移行してもすでに
それが自分の人格(思考のクセ、セルフイメージ)
なのだから、変わらないだけで
悪化する訳ではないので、
心配しなくても大丈夫。
 
感情についてはまたの機会にお話したいと思う。
 
 
嫌なことを止める(have-toを止める)。
それもwant-toを探す手掛かりに
なるのこともある。
 
今日もご覧いただきありがとうございました。
 
 
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