現実を直視する・・・効果的なやり方
週末は肌寒かったですね。
平成最後の○○と言う言葉が
蔓延していますが、
平成最後の寒波が訪れて
いるようですね。
私にとって、先週も
とても充実した週でした。
サッカーの名門校、
群馬県の前橋育英高校の
サッカー部のコーチング
スタッフの方々に選手の
パフォーマンスを引き上げる
マインドの使い方の
講習会を、2回に分けて
やらせていただきました。
そして、大学生さんたちに
クローズドの講習会も
させてもらいました。
指導者の方々は、
自分の指導している
選手たちに生かしていこうと
真剣に取り組んでましたし、
学生さんたちは、
自分の未来に希望が
どんどん開けていって
目がキラキラしていました。
私にとっても本当に
素晴らしい体験でした。
ご縁をいただき嬉しく思います。
さて、今日は、
「現実の直視の仕方」
と言うお話しをしていきたいと
思います。
現実を見つめよ。
現実を直視せよ。
と言う表現がありますが、
このニュアンスから
私が受ける印象から判断しますと、
それはやらなくてもいいです。
と答えたくなります。
この表現の背景には、
現実を直視していない。
つまりは、理想ばっかり
追っている。
自分の実力を過信している。
と言う意味合いを
含んでいるように思います。
現実を「見る」ことは大切です。
なぜなら、現実とゴールの
ギャップがエネルギーを
生むからです。
でも、もしその意味に、
ゴールが高すぎて現実
離れしているのだから、
現実に合わせてゴールを
(下方)修正しなさい。
と言うニュアンスが入っている
のであれば、それは、
必要ありません。
ゴールはどんなに高くても
いいのです。
現状で達成方法が見えて
いなくても、そこへ向かう
ステップが決まってなくても
いいのです。
なぜなら人の脳力は絶大だから。
そこへ向かう方法は
いつか必ず脳が見つけ出して
くれるのですから。
直視することによって
出来てない自分を
しっかり反省することを
求められているなら、
それも少し違います。
本当に必要なのは
客観的な目で現状の
自分を見ることです。
足りてないところがあるなら
確認する。
でも、そこにフォーカスし
過ぎたり、反省し過ぎたり、
そこばかりにとどまる必要は
ないのです。
なぜなら、できない
自分はネガティブです。
ネガティブばかりに
フォーカスすると、
脳はそれを記憶として
残しておく方に働くのです。
脳に刻まれたネガティブな
記憶は、同じようなことを
経験するたびに引き出されて
不必要な恐怖心や
不安感を促して刺激
するのです。
だから、なるべくこのような
長期記憶は作りたく
ないのです。
ちゃんと現状は見る、
客観的に。
そこにネガティブな
感情はなるべく介在させない。
ここで現状否定に走ると、
エフィカシーが上がる
どころか、逆に下がって
しまうのです。
そうするとゴールから
逆に遠ざかる結果に
なりかねません。
修正点を理解したら、
では、どう修正すれば
良いのか?
ゴールに近づく方向には
どう持っていけば
良いのかを考える。
未来に目を向けるのです。
これは自分自身に
対してもそうですし、
他人に対してもそうです。
他人に現実を見つめるように
アドバイスをしているなら、
それはどんな意味合いで
使っているか、もう一度
考えて欲しいのです。
私たちは無限の可能性を
持った存在です。
それを再度思い出して
いてください。
冷静に、現状を見つめつつも、
それよりももっと大事なのは、
最後はしっかり
ゴールを見つめるのです。
現状を見ることだけで
終えたら、進んで行きません。
現状を確認したら、
必ず目線を上げて、
ゴールをしっかり
見るのです。
意識するのです。
そして、自分ならできる。
君ならできる。
と未来に対する
確信で思考を結ぶのです。
現状を直視して、
そのまま終わりにしないのです。
現状は単なる通過点でしか
ありません。今、
出来ていなくても良いのです。
それを過度に反省する
必要ありません。
ゴールに到達している
自分がいる。
それをきちんと信じて良いのです。
未来の自分がゴールを
実現していることは、
過信しても良いのです。
現実の自分を客観視するとは、
今の出来ていないところを
見ないふりをしろとは
言っていないのです。
見てください。
見ても怖くないのです。
今出来てなくても良いのだから。
見た結果、落ち込んだり
ネガティブに捉える必要は
ないのです。
もし誰からがネガティブに
捉えることを促す人がいるなら
聞く必要はありません。
ただ、自分で意識して、
冷静に見れば良いのです。
単純なようで複雑で、
単純で、大事なことです。
大丈夫です。
ちょっとしたコツが、
大きな差を生みます。
みなさんの未来は輝かしいのです。
いつも応援しています。
今日も愛と感謝を込めて。
慶子
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