言葉の影響力、セルフトーク、コーポレート(チーム)トーク
コーチングの祖 ルー・タイスは
言葉の大切さを強調しています。
そして、ルーの弟子であり、
私にスポーツコーチングの
真髄を教えてくださった師匠、
マークシューベルトさんも
いつもそれを強調されています。
マークさんが来日されています。
お会いできるのが本当に
楽しみです。
ということで、今日は
言葉、コーチングでいうところの
コーポレートトーク、そして
セルフトークについて
お話をしたいと思っております。
コーポレート(組織)とは
ある目的を持った集団のこと。
その集団で使われている言葉が
コーポレートトークです。
それがスポーツのチームなら
チームトークと言ってもいいですね。
個人でいうところの
セフトークに相当します。
コーポレートトークは
組織に所属しているメンバー
だけではなくて、
そこに関連する人すべて、
スポーツチームで
言えば、ファンやサポーター
なども含まれますし、
広意では、相手チームに
関わる人も含まれてきます。
組織がパフォーマンスを
発揮するには、この
コーポレートトークを
マネージしていくことが重要
という話なのですが、
今日はいきなりその応用編的な
お話です。
スペインでは色々な
サッカーの試合、練習を
観戦/見学してきました。
世界でも屈指のクラブチーム
FCバルセロナ、通称バルサと
イタリアのクラブチーム
インテルのチャンピオンズリーグの
試合も見ましたし、
アマチュアやユースの試合や
練習も見てきました。
まあすごいのは
観客が放つ言葉ですね。
ヤジが酷い。それは
相手チームに対してだけでは
なくて、応援しているチームも
選手が下手なプレーをすれば
容赦なしにブーイングが
起こります。
使っている言葉もまあ、
汚いスラングが飛び交います。
これは、コーポレートトークの
観点からすると、あまり
よろしくないのです。
きっとそれは関係者自体も
分かっていることなのでしょうね。
Respeto!
No Insultos!
英訳すると
Respect!
No Insults!
敬意を払おう!
侮辱はやめよう!
と書いた看板がでかでかと
グランドに掲げられて
いました。
(上記添付の写真です。)
敵のチーム(そのファンも含む)
に対しての侮辱的な態度や言葉(歌)を
浴びせて迎えたり、試合終了後に
見送る(追い出す)のも
もはや、もう慣習といいますが、
遊びの一つのようになってますね。
アメリカのアメフトの世界でも
同じでしたが、その内容は
酷いものですね。
これらもコーポレートトーク!
これも含めて良いものに
できたら本当はベストですが、
でも、もうどうしようも
ないものでもありますね。
メディアのあおるような、
挑発するような発言も
止めることはできません。
選手たちももう慣れっこで
いちいちネガティブな
感情が動くことは、もはや
ないという様子なのです。
それでも、やはり
選手間となると、
一流のチームに
なればなるほど、
味方同士でお互いを
責めるような発言や
態度は少なく、
お互いを励ましあう、
コーポレートトークが
きっちりマネージできている
ように思いました。
セルフトークについても見て
みますと、自分が思うような
プレーをできなかった時に、
その悔しさをぶつけるような
ジェスチャーや態度は
一流のプロ選手でもよく
見受けられますね。
あー、と頭を抱えて下を向いて
自分の失敗を落ち込んでいる時に、
相手側もミスして、また
チャンスが訪れる。
ほんの一瞬だけれども
「やっちゃったー」という
セルフトーク&ジェスチャーを
しているうちに初動が
遅くなってしまった。
というシーンを見ることも
あります。
感情をずるずると
ひきづることは、
よくはありません。
でも、全く発散させずに
抑え込んでもモヤモヤが
続くものです。
ちょっと発散させて
すっきりさせて、
すぐに切り替える。
そんな選手が多いように
思いました。
100%セルフトークも
マネージできた方がいいので
しょうけど。それはなかなか
難しいもの。
少なくともずるずると感情を
引きずって抽象度下げて、
長時間脳のパフォーマンスを
下げるという事はないように
うまくやっているのでしょう。
自分も含め周りも
良い言葉を使っていくのが
理想ではありますが、
なかなか完璧な世界はない。
それでも、自分自身の
セフルトークを高めようと
日々、自分を見つめる。
周りは変えられないけれど
自分自身は周りに対して
使う言葉は気をつけて、
かつ、どうしようもない
コーポレートトークでは
感情を動かさないように
自分をマネージしていく。
もうそれしかないのですね。
もしくは、感情は存分に出す。
でも、それに飲まれて
論理的な思考を停止させる
のではなくて、自分を
表現する、演じる方法として
利用する。そんなことを
やってのける選手も
多いように思います。
ヤジは言っている人の
世界では真実であっても、
自分の世界では真実ではない。
味方の批判的な態度も
あくまで意見の交換であって
自分の人格が否定されている
わけではない。
何を言われようと
自分のエフィカシーは
決して下げない。
感情を発動させても、
論理脳(前頭前野)は
しっかりと働いたままに
しておく。
そんなマインドの使い方を
鍛えていくことも
世界的な舞台で
活躍していくためには
必要なのだと感じました。
ビジネスの世界でも
そうですよね。
できればセルフトークの
綺麗な人とお付き合いしたい。
コーポレートトークは
極力よくしていきたい。
でも、すべてを完璧に
することは難しい。
であれば、ネガティブな
言葉に対しても動じない
どんな状況にも動じない、
心からの自尊心、自己価値観、
そしてエフィカシーは
とても大切だと思いました。
長くなりましたが、
今日はこの辺で。
今日もみなさまに愛と
感謝を込めて。
慶子
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