生きがい、生きる喜び
たくさんの学びや気づきの
連続のフィリピンセブ島への旅。
そのハイライトである、
スラム街スタディツアー
についてシェアさせて
いただきたいと思います。
アジアや中南米を訪れる度に
私の中でテーマとして
あったのが、貧困問題に
対して、自分が何ができるか?
ということ。
観光地で物売り、
ストリートで物乞いを
する子供達。
時には、しつこいくらい
押し売りをしようとしたり、
悲惨を装うことにより、
慈悲を得ようとする姿、
その親のかわいそうなこの子に
どうかお恵みを、
と言うジェスチャーを
幾度となく見てきました。
ここで、ものを買う。
たとえ自分が必要でないものでも
寄付のつもりで。
または、釣り銭を与える。
マーケットの市場原則からも
(価値に対する対価ではない)
マインドの側面からも
(結果的に自尊心を下げる行為)
それがいいことには
思えなくて、心を鬼にして
いつからか、拒否してきました。
それに対して腹を立てたり、
攻撃的になってくる子供も
いました。
お金やものを恵むことで、
その子の物乞いの人生は
永遠と続く。根本的な
問題解決にはならない。
たとえ一時をしのぐ
お金を得れても、食べ物は
いつでも手に入るわけではない。
その空腹感を紛らわすために、
シンナーを買って吸う。
そのシンナーが覚める頃に
ものすごい不快感が
襲っていくるから、
それを紛らわすために、
またシンナーを吸う。
その繰り返し・・・。
この悪循環を断ち切るには、
子供達のそして、その親の
マインドを変えることを
していかないといけないと
思ってきました。
今回は、スラム街の実情に
ついて、実際に触れて
知ることで、自分が
できることが何かを
知るきっかけになればと
思いました。
スラム街を歩いて回り、
お家の中やコミュニティの
様子を実際に
見せてもらいました。
写真はいくらでもどうぞ、
と言ってもらったのですが、
なんだか結局一枚も写真を
撮る気はしなかったんです。
企画してくださった
小田桐あさぎさんが
写真も交えて
スタディツアーの
フィリピン事情について
詳しくブログに書いて
くださっているので
こちらも参考にどうぞ。
この狭いコミュニティの
中で生活が回っているです。
昨日帰国してから
散歩がてらに近所の
珈琲店に立ち寄って、
マスターにこの話をして
いたのです。
そうしたら、後からいらした
お客様が、以前ケニアで
スラム街を支援したり、
医療施設を開設する
お手伝いをされていたと
いうことで、経験を色々と
聞かせてもらうことができました。
まさに、RASが働いて
しまいましたね。
地域や国は違えど、
スラム街が抱える状況は
フィリピンと驚くほど
類似していました。
基本的な人間のマインドの
仕組み。それが、
その状況を作り出して
いるのだと感じました。
問題や課題はたくさんある。
だから無理だ。大変だ。
できない理由ばかりを
言っていても
なにも始まらない。
では、何ををするのか?
話を元に戻し、
セブ島でスラム街を
見学した後は、スラム街で
住む子供たちが
楽しいこと、自分がやりたいこと
を探す場を提供するNPO団体、
セブンスピリット
の施設を訪れ、子供達の
演奏を聴き、触れ合う機会を
いただきました。
子供達は目を輝かせ、
音楽が大好きで仕方がないと
いう様子。笑い声、
歌声が響く、とても良い場でした。
代表の山田さんが初めて
スラム街に足を運んだ時、
学校にも行かずにフラフラして
いる子供達に、
なんでここにいるの?
と聞いたら、
だって、やることがないから。
と答えが返ってきたそうです。
山田さんは、お金がないから
って言うんだろうなと
予想していたからこの返答に
驚いたそうなんです。
であれば、子供達が
やりたいことをやる機会を
与える場を作ろうと思い立って
活動を始めたそうです。
何か情熱を傾けられるもの。
何か、自分ができること。
それをやっているうちに、
自尊心が高まって行き、
夢が生まれ、生きる喜びに
満ちてくる。
物売りや物乞いでを
する子供たちは、
無視されたり、罵声を
とばされたり、
学校で汚い、臭いと
いじめられて、
自己肯定感が
低い子も多い。
その子たちが、自分の
夢を見つけて輝ける場を
提供している。
素晴らしい活動を
されていると思いました。
今では、この施設で生まれた
オーケストラは
各地に演奏会に呼ばれたり、
音大に奨学生として入学
することが決まった子もいたり、
この活動が認められて、
今までなかった音楽の
授業がフィリピンで
導入れることになったり。
目覚ましい成果を上げています。
人が幸せに生きていくためには、
やっぱりゴールが、
夢が大事なのですね。
自分のやりたいことを
見つけていい。
思いっきり楽しんでいい。
その環境の中から
飛び出していい。
そんな、オッケーサインを
もらうきっかけを
与えてもらっている場の
なのだと思います。
自分の人生自分で選んで
いいんだよ。
それを子供達に知って
もらうことが大事だと
ずっと思ってきました。
スラムで生きる子供たちには
概念だけでなくて、
体感できるような、
具体的なきっかけを与える
ことも大切なのだな。
という、気づきもありました。
では、私は何しよう?
珈琲店で知り合った方も
おっしゃっていましたが、
こういった支援団体の
課題は資金繰りです。
寄付だけに頼っていては
限界がある。
支援の結果によって
生み出されるもの、
パフォーマンスそのものが
価値を生む。
経済を循環させるシステムが
大事だと思いました。
子供だけでなく、
その親も、人は皆
ゴールが必要。
生きがいが必要。
だから、職業、雇用の創出の
観点からやっていきたいと
私の心は固まりました。
早速方法も見えてきたので、
動き出したいと思います。
コーチングサミットまで
一ヶ月を切りました。
この場でもご報告が
できればと思っています。
今日もありがとうございます。
いつもありがとうございます。
コーチングサミット2017
11月26日(日)
品川近辺で開催!
15:00〜一般講演で
登壇します!
チケット販売中!
サミット詳細はこちら
メルマガ読者さま優先で
当日会場での無料ご相談
のご予約を承っています。
メルマガ登録はこちら
コーチング英語スクール
1月より開講!
詳細はこちら
説明会&体験会
以下のいずれかの日程より1つお選びください。
11月21日(火)
11月16日(木)*Skypeレッスン
11月30日(木)
12月19日(火)
いずれも、19:45-21:45
場所:市ヶ谷のアットホームなスペース
※お振込みが完了した方に別途
ご連絡いたします。
費用:3,000円(税込)
説明回&体験会
お申し込みはこちら
7日間の無料メール講座
コーチング体系的に学ぶのが
全く初めて!という方でも
わかりやすい。
題して、
「欲しい未来を創造する
パフォーマンス脳の手に入れ方」
詳しくは↓↓↓↓