恐怖、不安の取り扱い方
ゴールに向けて大きな
決断をする時。不安や恐怖心
ばかりが先立って、やろう・・・・
やめようを繰り返してしまう
こともありますね。
うまくいかなかったらどうしよう。
家族に反対されたらどうしよう。
お金が底をついたらどうしよう。
食べていけなくなったらどうしよう。
・・・尽きることなくあふれ出てくる。
大胆にも申し上げますと、
恐怖や心配というのは現代では
もう不要な感情と言っても
過言ではないのです。
原始、私たちの祖先は常に
身の危険にさらされていました。
いつ天敵(動物)に襲われるかもしれない。
いつ天災に見舞われるかもしれない。
現代のように身の安全が確保されて
いなかった時代は、常に差し迫る
脅威を自分で敏感に察知することが
不可欠でした。
不安や恐怖はそのためには
必要な情感でした。
恐怖や不安を感じると、
人の論理的な思考をつかさどる
前頭前野の働きが抑えられて、
より生体的や種の保存に
とって重要かどうかの観点で
情報の振り分けを行う
扁桃体が優位になります。
身を危険を守るために、
今のこの場から立ち去るのか
それとも、この場で戦うのか。
それを瞬時に判断し実際に
行動するために身体能力を上げる。
それが扁桃体の働きです。
現代の私たちは前頭前野を
使ったロジカルな判断が
必要な場面の方が圧倒的に多いのです。
だから、不安や恐怖の感情は
必要ないと言っても過言では
ありません。
では、現代の私たちは
恐怖や不安にどう向きあっていく
べきなのでしょうか?
恐怖や不安の感情が現れたら
その不安な自分の
感情に意識を向けて、
向き合ってみましょう。
その気持ちを否定しない。
まずは不安になっている自分を
受け止めて落ち着かせる。
そして、その不安の
根本原因を冷静に見つめ、
対応策を考える。
あなたが考える不安や恐怖は
ほとんどは起こりません。
もし仮に起こったとしたら
どうするかは起こったその時に
考えればいいのです。
不安や恐怖にばかり目が
いっていると、思考は
そこに引っ張られ、
起こって欲しくないことが
現実となることも。
人間の脳は意図したことを
達成しようとする能力に
優れているのですから。
不安や恐怖の感情の
取り扱いは、はじめは
簡単なことではないかも
しれません。
しかし、しだいに本当に本音の
自分が心から望むwant-toのゴールが
見えてきたら、不安より何より
それを実現したくて仕方が
なくなるのです。
本音の本気のゴールだと確信する。
ゴールに対するエフィカシーも上がる。
そうしたらもう、
怖いものなどありません。
初めはぼんやりしていてもいい。
ゴールを設定し、更新・再設定し続ける。
そうして抽象度の高いゴールを
持てば、視点を上げて、
状況を俯瞰してみる冷静な
思考ができるようになっていきます。
そうすれば、不安や恐怖は
消えてなくなるのです。
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