ドリームマッチからコーチングを考える
今日は友達に誘ってもらい
エキシビションマッチ
ドリームテニスARIAKEを
観戦してきました。
生で錦織圭選手を見たくて
ワクワクして有明へ。
特に、錦織とそのコーチの
マイケル・チャン、
そして、昨年の全米オープンの
決勝戦で錦織にストレート勝ちした
マリン・チリッチ選手と
そのコーチである
ゴラン・イバニセビッチ。
この選手&コーチペア
ダブルス対決の試合が
今日の対戦の目玉。
マイケルチャンとイバセビッチ
のコーチ二人は試合中、常に、
会場を楽しませるように
多彩なエンターテイメントを
見せてくれた。
特に、イバセビッチの
エンターテイナーとしての
才能はすごい。
ダンスしながらボールを返したり、
女の子プレーをまねたり、
足でボールを操ったり。。。
と本来の試合なら
ルール違反な行為もあるが、
次から次へと本当にたくさんの
パフォーマンスを見せてくれて
笑いが止まらない。
コーチ二人はひたすらその場を
楽しませることに徹しているのに、
選手の二人の様子は堅い。
コーチが何度も選手に
もっと楽しんじゃおうよ~とばかりに
働きかけている様子が面白かった。
もちろん、公式戦では
そんなにおちゃらけることはなく、
真剣勝負なんだが
コーチはいかに選手を
リラックスさせて最大限の力を
発揮させるか、ということを
常に考えていることが
うかがえる光景だった。
それは、ライフコーチングにも
言えることで、コーチは
セッションのなかで
クライアントにリラックスした状態を
体感してもらい、それをいつでも
引き出せるようにする
重大な役目があると思う。
そして、今日もう一つ感じとったのは、
国枝慎吾選手の圧倒的なエフィカシー
(自己効力感)の高さ。
国枝vs.錦織の試合では、
もちろんルールの違いこそあれ
国枝選手が勝利。
(車いすテニスでは2バウンドまで認められる)
国枝選手がパワーの面で錦織を
圧倒していたように思う。
国枝選手は、障害者選手の
認知度を上げたい、
健常者が身体障害者に
対してもっと理解を示し
暮らしやすい世界を作ってあげることを
ゴールに活動されている。
気迫の入ったプレーには
そのゴールに対する思いが
込められているように思う。
今日のこの場の臨場感を
忘れずにいたい。
ゴールに向かって、
真剣にかつリラックスして、
エフィカシー高く
日々を送っていきましょう。