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外から中へ、マーケティングから人事へ

涼しくなってきて、うちの愛猫が距離を縮めて

擦り寄ってきてくれるようになったので、
嬉しくて仕方がありません。
 
今日の内容は私ごとなのですが、
少しみなさまのお役に立つこともあるかなと思って
書いていきたいと思います。
 
 
今は、組織の中に関わるようなことを
お手伝いさせてもらっていますが、
もともと私は、マーケッターでした。
 
マーケティングをやっていた人がなぜ、人事の方へ!?
と非常に驚かれるのですが、私にとっては、
なぜ、そんなに驚かれますか!?と逆に思うくらい。
自然な流れでした。
 
マーケティングというと、お客様に向けて製品を
打ち出していくき、それを気に入って、購入いただくように
外向けのメッセージを発信していくのが
メインのお仕事に見えるかもしれません。
 
しかし、そこまでの過程に
より時間や労力を費やしているように思うのです。
社内のパートナーたち。大切な社内のお客様たち。
外に向けて打ち出せるように、
社内の仲間達を総動員する。
社内のみんなの力を引き出して、
外に向かって打ち出せる価値を最大化する。
それが、マーケッターの役割だと思います。
 
その役割がもっともっとしっかりと果たしたい。
どうしたらみんなの力を引き出すことが
できるのだろうか?
そう考えていたら、コーチングに行き着いたのです。
 
 
私は、マーケティングとは価値の創造だと
思っていて、その価値は、社外に出る前に
社内でも作られるべきと思います。
 
どんなに外に向けて良いことを言っていたとしても、
社内の人がもがいていたり、苦しんいては、
真に価値のあるものを提供することは
できないと思うのです。
 
外にだけ良いことを言っていても、
すけて見えてしまう、、、とうことも
あり得ますね。
 
 
社会の価値観が変わってきて、
消費者はただ安いからとか、
ただ機能が良いからという理由だけで
ものを買わない時代が来ました。
 
会社の姿勢に賛同する。
会社の目指しているところに価値を感じる。
 
機能的な価値は長続きしません。
心に響く。感情が動く。
それらに真の価値を感じるのです。
 
この心情的な価値を大切にした
マーケティングを行うことが、
ブランドマーケテイングです。
 
ブランドとは、家畜などに焼印を施した
ところから言葉が発しました。
焼印のように鮮明に印が残る。
印象に残るようなものを
ブランドと呼び、
プロダクト(製品)の持つ
価値の方に重きをおいた表現です。
 
 
お客様に感動するような価値を届けたい。
その思いが結実して、
素晴らしいブランドが世に届けられる。
 
その前提としては、届ける側である
組織の中の人々が、いかにこの思いに
賛同しているか?
それが、企業の存在意義(パーパス)や
MVV(ビジョン・ミッション・バリューズ)
そのものであると思うのです。
 
組織を構成する人々全員がハッピーで
あってこそ、世の中にハッピーを
届けるブランドが届けられる。
そう信じて、今の私がいます。
 
 
経営者のコーチングの過程で
マーケテイング戦略やプランの
ご相談を受けることがあります。
 
しかし、結局は、
自分たちは何を信条にして、
どんな人にどんな価値を届けたいのか?
そこに立ち返れば、そこから先は
自ずと決まってくるのです。
 
 
Customer First
Customer Obsessed
Customer Success
という価値観を持った企業が
たくさん存在しますが、
そのCustomerに外部のパートナーなども含めて
組織の中の人が含まれているのでしょうか?
 
外側は内側を体現しています。
個人の内側であるマインドが
外側の行動や態度を決めるように、
組織を構成している一人一人のマインドは、
組織の外側の全てを規定しています。
 
組織を成功させたい、
パフォーマンスアップして
結果を出したい。
であれば、まずは、内側の大切な人々に
目を向けることです。
 
 
人事が経営にどう関わるか?
という表現を聞くとびっくりします。
人事は経営そのものです。
ヒト・モノ・カネ、ですが、
モノ・カネを生み出しているのも
ヒトであり、ヒトが一番のアセットです。
 
熱くなってきてしまいましたので、
今日はこの辺にします。
お読みいただきありがとうございます。
 
 
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