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可能性を引き出すには、進化した脳を使う

私にとってコロナによる環境の変化で良かったことは、
歩く距離が格段に増えたことです。
近いところであれば電車に乗らなくなり、
以前なら躊躇してしまうような距離も
すいすい歩いてしまいます。
 
今日も歩きました!
途中、小雨が降ったり止んだりしましたけど、
気温もちょうど良くて気持ちよかったです。
 
 
みなさまもコロナによって様々な変化を
経験されたかと思います。
以前なら躊躇したことも、外的な要因によって
変化せざるおえなかったことも
あったかも知れませんね。
 
変化が起こってみると、
あれ、意外と大丈夫だった!
ということもあれば、
なかなか馴染めず苦労されていることも
あるかも知れません。
 
 
私たち人間は本質的には変化を好みません。
人間も動物ですが、他の動物も同じです。
 
人の脳は、内側から段々と
外側に向かって進化していきました。
一番原始的な脳幹から、
大脳辺縁系が加わり、
そして最も進化しているのが、
大脳新皮質です。
 
中でも、これまでもこのブログでも
取り上げてきた前頭前野というのは、
人間を人間にしているものとも言える、
最も高度に発達した部分です。
 
変化を望まないのは、
変化=生命の脅威を意味するから
なのですが、これは極めて
原始的な脳からくるものです。
 
原始的な脳の部分は爬虫類や
人間以外の哺乳類にも存在します。
そして、これらの影響力は
とても強いのです。
 
だから、変わりたくない、
変化が怖いと感じることは
極めて自然なことで、
変化できない自分に対して
否定的に考えないで欲しいのです。
 
めまぐるしく社会が変化していく中で、
ついていけないという気持ちが
起こるのは当然です。
 
なぜなら、人間の脳がそのように
出来上がっているからです。
 
 
変化しなくてもいい。
変化を恐れてもいい。
そして、
同時に知っておいていただきたいのは、
人間は他の動物にはない高度な脳も
持ち合わせていること。
 
一番外側に張り出した、大脳新皮質。
特に前頭前野は人間の進化を
可能にしてきた創造力や
イノベーションの源なのです。
人が無限の可能性を秘めていると
言えるのは、この部位があってこそ
なのですね。
 
ですから、これを使わないと
もったいないのです。
そして、誰でも使いこなすことが
できるのですよ。
すぐにスイッチオンにすることが
できるのです。
 
 
どうやって?
それは、自分には素晴らしい脳があるのだ!
自分は無限の可能性があるのだ!
と気づくところからスタートです。
 
こんなもんかな、
あんなもんかな、
というふうに
過去の経験や記憶を元に
自分の能力を判断している時は、
原始的な現状維持の脳の範疇です。
 
とっぴょうしもないこと、
え、そんなこと望んでしまっていいの?
という領域までいきましょう。
 
まずは、常識や限界を取っ払って、
自由に考えたらどうなりたいか?
妄想と思われても良いので、
思い巡らしてみるところから
スタートしてください。
 
そうなんです、みんなすごいんです。
みんな、天才です。
 
そして、さらには、進化した脳である
前頭前野が得意なことは、
自分だけでなくていかに周りを、社会を、
世界を、地球を、宇宙を・・・幸せにしていくか
なのです。
 
このように望む世界が大きく広がっていく過程で、
内側の原始的な脳から、
どんどん外側の進化した脳が活性化
していきます。外側が使えていると、
可能性が無限に膨らんでいくのです。
 
この人間が持っている素晴らしい脳を
他の人類、他の生物、自然、地球、宇宙のために
使っていきたいですね。
 
だんだん壮大な話になってしまいました・・・。
 
 
この話は、一人一人の個人だけではなくて、
個人の集まりである組織においても言えます。
組織力を最大化させるには、
組織が、そしてそこに所属する個々人が、
高度な脳をフル活用して、
未来を描くことです。
想像力が未来を作る創造力となります。
 
 
また書いていきます。
今日もお読みいただきありがとうございます。
 
 
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