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主体性とは自らの望みを叶えてあげるところから

今日は夏がぶり返してきたような
晴天です。洗濯物がよく乾きそうで
嬉しいです。


先日、大学生のキャリア支援の
実態についての講演を
聴きに行ってきました。

20年前の就職難を受けて
大学においてのキャリア支援が
急速に普及しました。
就職率は100%にほぼ近い状態に
上がったものの、
新卒生の就職先においての
満足度が低く、
3年以内に3割が
辞めてしまうというのが
実情だそう。

また、学生全体的に
「受け身」の傾向が上がっており、
新入社員の中には
「教えられてないからできない」
「教えられていないのが悪い」
という、受け身、かつ、
他人に責任を求める姿勢が
強いとのこと。

日本的なレクチャー主体
マルバツ式、減点方式、、、
などの傾向の現れなのでは
ないかと思うのです。


全体的な傾向はそうか、と、
客観的に捉えつつも、
さあ、ではこの先
どうして行きたいか、
に目を向け
行くことが大切ですよね。

革新的な教育を行っている
ところも増えてはいますし。

私がコーチングで出会う
若者たちは、これとは裏腹に、
自らの人生に責任を持って、
自ら切り開いていこうとする人
ばかりです。

意識が芽生えて、
変えていこうという
積極的な若者が多いというのも
事実だと思います。

二極化が進んでいるのかも
しれません。

元々マーケティングの
人間でありながら、
数字でみて一括りにするのは
好きではありません。
あくまで、傾向として感じて、
未来に活かせないと
意味がないと思うのです。


一人一人の人間の存在は尊く、
ただ存在するだけで
意味があること。

人には無限の可能性があって、
自分がやりたいことは
必ず、脳が手助けしてくれて
叶えることができること。

それを若者たちに話せば、
一気に彼ら、彼女らの才能の
芽が開いて、ああしたい、
こうしたい、ああなる、
こうなる、自分ならできる。
というマインドに
変わっていくのです。

できるのだよ。
やっていいのだよ。

そんな許可が与えられ、
安心して挑戦できる環境。

それがあれば、自然と能力を
発揮るすことができるのです。

本当は許可なんて必要ない。
やっていいのは、当たり前なのです。

でも、主体的に挑戦しようと
することが、
輪を乱すと捉えられたり、
曖昧かつ厳格な”ルール・規律”
で縛られて、動くことが
できないくなってしまうという
現状も残念ながらあるのだから、
あえて、この「許可」が必要に
なってくるのでしょう。


誰もが自らの意思に基づいての
「こうしたい」を必ず持っています。

自分には夢や目標なんてない。
と思う人も多いようですが、
そんなことはありません。

心の奥にしまい過ぎて、
鍵までかけてしまって、
出てこない。
どこに収納したのかも
分からなくなってしまった。
だた、それだけです。

何がゴールかわからなくても、
自分には必ずゴールはある。
やりたいことは見つかる。
そういうセルフトークから
始めればいいのです。

必ず見つかります。


そして、ゴールは
大きければ大きいほど良い
というのが基本ですが
いきなり大きなことが
見つからなくてもいいのです。

主体性のアクセルを踏むには、
まずは、小さなことでもいいから、
自らの想い、望みを
自らの手で実現してあげることです。

人の目は一旦脇に置いておいて、
自らの心の声のみに耳を傾けるのです。

簡単に叶うことでもいいのです。
自らの意思を持って、
自分がこうしたい、を決める。

そして、自らの手で
それを実現する。
それが、自分の本当の
望み(want-toのゴール)を
知る第一歩なのです。

大きなゴールになればなるほど、
物理的なものよりも、
精神的なものになりやすい。
つまりは、「どうありたいか」が
大切になってくるのです。

大きな、その先の在り方を
知る前に、目の前の物理的な
自身からの要求を満たして
あげることも大切です。

こんな自分でいたい。
そんな気持ちが芽生えたら、
もうそれは立派なゴールです。

自らの意思に従った
ゴール設定ができれば、
自分でその責任を取れるものなのです。
人任せだから他人を責めたり、
責任逃れをしたくなるのです。

自らの人生を自分で決める。
その責任を自らで負う。
意思を持って。


自分を大切に。
自分の可能性を信じて。
輝かしい未来に目を向けて
いきましょう。

今日は10月1日、
実り多き秋が目の前に
広がっています。


今日もみなさまに
愛と感謝を込めて。

慶子

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