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相手のために何ができる? What can I do for you?

台風が去って、また一段階
夏がパワーアップしたような
気がしますね。

こちらは、今月は、出張が多く、
行ったり来たりしております。

大好きな旅行をしながら、
楽しいお仕事をさせていただいて、
お役に立てる。
本当にありがたいです。


自分で掲げたゴールを
どんどん実現されて、
ハッピーに生きていらっしゃる方、
いわゆる、成幸者の
マインドの使い方を見ると、
必ずと言っていいほど、

What can I do for you?
(あなたのために私は何が
できますか?)

の精神で満ち溢れていると
感じます。


たとえ商売をしていて、
何か自分が売っている特定の
商品やサービスがあったとして
とにかく買って欲しい。
という売り込みはしないのです。

まずは、相手のゴールは何か?を
把握しようとする。
その上で、私ができることは
何だろうか?を考えていく。


そのような方は、
相手のためにできることの
ラインアップも広い。

自分の商品以外にも、
人脈とか、知識とか、
アドバイスとか色々と
取り揃えている。

その中で、例えば自分の
商品(サービス)がベストな
ソリューションでないならば、
それがベストになるように工夫も
するし、自分の提供できる、
他の無償のラインアップを
組み合わせる。

それでもベストで
ないならば、自分には短期的、
経済的なメリットがなかったとしても、
他の選択肢さえ、紹介してしまう。

でも、それがかえって相手の
ためになるので、
何よりも喜んでいただけるし、
長い目で見たら、お互いに
とってよい結果につながる
ことも多いのです。


目先の利益を追求して、
何が何でも、これを
買って欲しい。
そんな思いは、自分自身の
抽象度を下げてしまいます。

そして、相手のためを思うような、
そして長期的には双方の
ためになるようなことが
考えられなくなってしまう。
論理的で、冷静な思考回路を
遮断してしまうことにも
なりかねないのです。

相手にもそんな姿が透けて
見えて、引かれてしまったり、
自分のセルフイメージを
下げることにもなります。


コーチとは、馬車を
意味します。コーチの
役目は馬車です。
主役はあくまで、
馬車に乗っている乗客、
つまりはクライアントで、
馬車が目指す目的地(ゴール)は
クライアントのゴールです。

クライアントがゴールを
認識できていなければ、
クラアント自らが
ゴールを見出すことを
サポートするのです。

馬車が勝手に馬車の
思うところに連れて行っては
いけないのです。


セルフコーチングという
言葉もあります。
つまり、自分自身も、
この馬車であり、
乗客でもあります。

クライアントである
自分の真相心理の
心からの望みを、
馬車である、顕在意識が
聞いてあげて、
一緒になって、ゴールへ
向かっていくのです。

自分の心からの望みに素直になり、
自分のゴールを
叶えてあげることが日々できていれば、
つまりセルフコーチングができていれば、
他人の馬車としても、優秀です。

常に、あなたをどこへお連れ
しましょうか?
喜んでお連れします。
となるのです。

相手のコーチでいたいという
純粋な想いは、相手にも伝わり、
相手があなたのコーチでいたいと
なることにもつながります。

お互いがお互いのコーチで
いようと思いやる。
そんな人間関係が理想ですね。


極端な話、
喜んで、その方の目的地到着を
サポートしたい、
と思わなければ、
その人間関係を継続する
必要はないのですね。

相手との人間関係も
ゴール設定です。
見返りを求めず、
相手に喜んで欲しい、
ハッピーになって欲しいと
思えるのなら、
その方のコーチになれば
いいのです。

相手に聞く必要もなく、
自分の心の中で決めれば
良いことです。

コーチは相手を信頼して
見守ることもできるのです。
いつでも積極的に
コミュニケーション
取れるような関係ではないから、
望んでもコーチになれない。
そんなことはないのです。


お仕事としてのコーチ、
コーチングの根本にある
精神はもちろんそうですが、
もっと広い人間関係でも
同じことなのです。

What can I do for you?
私は、あなたのために、
何をして差し上げましょうか?

そこからがスタートです。


今日もみなさまに
愛と感謝を込めて。

慶子

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