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ゴールは曖昧でもいいのです

本日、関東地方も梅雨明け
宣言されましたね!本格的な
夏の到来です。

週末は2日間、
Sports X Conferenceというものに
参加していました。

Xは掛け合わせを意味していて、
スポーツと何かを掛け合わせて
シナジーを生むという趣旨の
セミナーセッションがいくつも
行われました。

ビジネス、テクノロジー、AI・・・
などなど、様々なでしたが、
何と掛け合わせていても
そこに、人、組織、つまり
マインドがあるなと思い、
コーチングが貢献できること
だらけだ!と楽しくなりました。

高いゴールを持つ前向きな方々とも
たくさんご縁をいただき、とても
充実した時間でした。


さて、ゴールを設定するとき、
ゴールは曖昧ではいけない、
と思う方が多いようなのです。

明確なゴールを持つことが
大事だと、いろいろな場面で
言われてきた方が多いかも
知れません。

ビジネスにおいても、
スポーツにおいても、
しかりですね。

確かに、ゴールの中には
明確なものもあります。
それは、ゴールというものを
雑多な願望、希望、目標、
結果、意図なども含め、
広義に捉えた時には
そうかも知れません。


しかし、人間の可能性を最大限に
発揮していくれるような、
ゴール設定のポイントの観点から
みると、必ずしも明確とは
限りません。

ゴール設定の大切なポイントの
一つはなんだったでしょうか?

ゴールは現状の外側。
現時点では達成方法は
分からなくても良いというのが
あります。

ということは、相当高いゴールです。
自分が考え得る限り、最大限に
高いのです。そうなれば、
それが曖昧であっても、
仕方がない・・・というか、
曖昧で当たり前なのです。


ゴールが高くなる、つまりは
抽象度が高くなると、
それだけ、曖昧さが出てきます。
なぜなら、臨場感が低いからです。
イメージしにくくもなります。

人は目先のこと(抽象度が
低いこと)ほど臨場感高く
捉えるからです。

目の前に存在する
物理空間は臨場感が高い。
頭の中で想像すること、
マインドの中のこと、
いわゆる、情報空間では
どうしても臨場感が下がって
しまうのです。


もう一つのゴール設定の
ポイントに、ゴールは自分が
心から望むこと、とありますね。
そう、このwant-toがどうか、
それがとても大切になります。

want-toかどうの判断が加わると、
少しだけゴールの曖昧度が
薄れてくるかも知れません。

それでも、これも
「好き、嫌い」のような
単純なものではないのです。

時には理由もわからない。
でも、そのことを考えると、
五感で感じてみると、
ポジティブな感情が発動する。

同時に、不安や恐怖を感じるかも知れない。
自分には到底無理だ、
と思うかも知れない。

でも、その無理かも知れない
という制限を外してみると、
底知れぬエネルギーが生まれること。
情熱を感じること。
努力も努力と思わない(いとわない)ほど、
熱中すること。
全力を尽くしたくなること。
それが、自分が心から望む
want-toのゴールです。


もちろん、この感覚さえも、曖昧で、
よくわからない。ということも
あるのです。

曖昧さを残しながらも、
その時、その時、自分の感性を
研ぎ澄ませて、リラックスして
感じてみた時に、
その方向に向かうことが
Goなのか、No goなのか、
自分の感覚に従うことから
スタートです。

目の前の情熱の矛先にただ
ひたすら没頭する。それも、
実は、まだよく見えないゴール
へ向かう行為なのです。

向かってみてから、
あれ、違ったというのも
もちろんありなのです。

その時、自分はベストな
判断をした。それでいいのです。

さあ、次はどうする。
また、自分のマインドで
判断していくのです。
そうやって、曖昧から
その時の自分の選択を
生み出していくのです。

人生は、そんな選択の繰り返し。
曖昧から判断していく、
それが私たちを成長
させてくれるのです。

自分の心に素直に、
日々の判断を
繰り返していけば、
素晴らしい人生が
目の前に展開していきますよ。

人生はいくらでも自分で
クリエイトできるのですから。


今日もみなさまに
愛と感謝を込めて。

慶子

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