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場がパフォーマンスを決める

collective efficacy

場のもつ雰囲気、空気感(情報場)は
そこにいる人々に大きな影響を与える。

場の雰囲気がポジティブで明るければ
全体がそうなるし、逆もまた然り。
そして、その中で実に誰か一人が
支配的に場の雰囲気をいじれば
そこがガラっと変わるもの。

一度、どちらかのムードに
固定される(ロックオンされる)
となかなかそこから離れることが
できない。誰かが、何かがガラっと
変える(揺らがせる)ことがあるまで、
変わることが難しい。

例えば、会議で、誰かがネガティブ
発言をする。それを聞いた人が
反発して攻撃的になる。
そうなると、場の雰囲気は完全に
飲まれてしまうのだ。

だから、会議の始まりのトーン
セッティングも非常に重要です。
はじめに、さあ、みんなで達成しよう!
自分たちならできる!と
ファシリテーターが集団の
エフィカシー(コレクティブエフィカシー)
を上げて雰囲気作りをすれば、
それがずっと続く。そして、
その集団のパフォーマンスも
格段に上がる。

最近自分が心がけているのは、
ちょっとネガティブな雰囲気が
漂った時、完全に話題を変えること。
くだらないことや、楽しい話題に
変えたり、誰かに質問をする。

また、批判的な相手にわざと
明るく接する。怒りの気持ちを
笑いに変えて返答したり。
一呼吸おいて、ペースを
変えてから、笑顔で返答する。

ある意味、流れを崩す、場違いな
行動と思われるかもしれない。
でも、ネガティブなことに
ロックオンしてそのまま
ダラダラとその雰囲気で
愚痴ばかり言っていても
何の解決作にもならない。

集団ではエフィカシーはすぐに
移ってしまうから。自分は
集団のエフィカシーを上げる
ことしかしない。
そう決めているのです。

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