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心から人を思いやっているだろうか

プレゼント

我々が日々、「人のため」と思って
やっている行為や、語りかけは、
どこまで純粋に「人のため」
なのだろうか。どこか、
与えることに対して、
「感謝されたい。」、
「それ以上のお返しをしてほしい。」
「いい人と思われたい。」
「自分も褒めて欲しい。」
という見返りを期待して
しまうことがある。
しかも、そこに下心があると、
どうしてもすけて相手に
伝わってしまうのです。

本来の「人のため」とは、
たとえそれによって、自分にとって
何の利益にもならなかったとしても
自分が本当に心からやりたいと思って
行う行為や、語りかける
言葉なのだと思う。

先日、実家で、母のドライヤーが
とっても年期が入っていたことに
気がついた。きっとずっと大事に
使ってきたのだろう。
でも、ブラシが抜け落ちていたり、
本体との差し込み口がグラグラしていたり、
どう考えても快適に使えるとは
思えなかった。
「新しいのになったら
母のドライヤー生活がもっと
快適になるかな?」
と、気づいたらネットで
新しいものを注文していた。

注文していたのを母に言うのも忘れて
数日経った頃に、母から留守電に
メッセージがあった。
メッセージに気づいた時も、
ドライヤーのこともすっかり忘れて、
あれ、なんの用事だろう?と
思っていた。

そしたら、サプライズのドライヤーの
プレゼントに母が大興奮して、
とっても嬉しい!!!!とメッセージを
残していた。早速使って、
あんなことも、こんなアレンジも
できると喜んでくれた。

母のためを思っていたのだけど、
注文したのも忘れて、それさえも事前に
伝えそびれちゃうくらい自然な行為。
よろこでくれたらいいな、だけど
たとえ、「いらなかったのに・・・」と
言われれたとしても、お礼の電話がかかって
こなかったとしても、自分は心から
したかったことだから、それでいい。

上手なマインドの使い方を習得している
自分でさえ、いつも「見返り」を
期待していないかと言えば
決っしてそうではないが、
今回のような純粋に「人のためを思う行為」
が自然と増えるようになっている。

コーチングは、クライアントさんが主体。
私は全く見返りを求めません。
これはコーチとして絶対。

ただ、日々の生活でも、
本当に他人のことを思っているのか、
押し付けになったりしてないか、
見返りを期待してないか、
自問し続けることは大切だな
と思うのです。

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