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子供の自由意志を大切にする

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皆さまは三ヶ日をどのように
お過ごしでしたんでしょうか。

私は、基本的にゴールへ向けての
動きは変わらず。帰省して、
ただ、いつもよりも
少しゆったりとした時間を
実家で過ごしました。
事情があって、今回は
姪っ子が一人で遊びに
来ていたので、何となく
親代りの気分でした。

かといって、特別何かやって
あげるわけではないのです。
ただ、見守るだけ。
小学校中学年の姪は、
もう何を言わなくても、
自分で考えて、判断して、
行動を起こしています。
ある意味、want-toの塊の
ようなもので、自分で
好きなことをやって、
嬉しそうにしています。
そして、ちゃんとお手伝いも
してくれるのです。

受験生の甥も自分の意思で
勉強すると決めて取り組んでいるようです。
親の側も、「人生好きなことすればいいんだ。
周りが無理やりどうしろというものではない。」
と我が家には、放任主義が
定着しているようです。

「受験というシステムは、日本にはあるけど
したくなければしなくてもいいんだよ。」
という私に、対して、
(親は若干ヒヤヒヤしていたようですが。)
「高校も、大学も行きたい。」
と自分から口にしていたのです。

親は子供に幸せになって欲しいという
思いから、色々口を出したり、
やってあげようとするが
それがかえって、プレッシャーになったり
子供にとっての真のwant-toでは
なかったりすることもある。

子供のためによかれと思って
やる前に、本当にそれは子供のために
やっているのかどうか?
考えてみる必要があると思う。

「静かにしなさいと怒鳴る。」
それは、しつけなのか、自分が静かな空間を
欲しているからなのか。

「いい大学へ行きなさい。」と言う。
それは、子供のためを思っているのか、
自分の子供を自慢したいからなのか。

あれはダメ、これはダメとと
いちいち指示しなくても
子供は次のアクションを
考えていたりする。それを
親が行動する前に指示するから、
「今やろうと思ってたのにー。」
とやる気がそがれてしまう。
これも、コーチングでいう
Push/Push back。
言われるから言い返したくなる。

コーチングを知る前の自分は、
子供たちを預かると、親ズラして
口うるさく言っていました。
でも、それを止めてからの方が
子供たちとのいい関係が
築けるようになりました。

子供は大人が思っている以上に
自分の意思で考えたり、
決めることができる。
その自主性を重んじてあげることが
大切ですね。