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職場のコミュニケーションを円滑に

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苫米地式では、「抽象度」という
概念がよく論じられます。
抽象度が高いとは端的に言うと
情報量が多く、抽象度が
低いと情報量が少なくなる。
例えば、電車の抽象度を上げると
交通機関となり、抽象度を下げると
普通車やグリーン車などとなる。

抽象度を上げると、視点が上がって、
物事を俯瞰して観れるようになる。
だから、抽象度を高く持つことは
重要ではあります。
しかし、常に抽象度が高い状態のままで
いることが良いのかと言えば
そうではない。

本当に求められるのは
あらゆる抽象度を
自由に行き来できることです。

コミュニケーションを円滑にするには
相手の視点に立って会話することも大切。
特に職場において、リーダーシップを
発揮するには、部下や同僚の視点、
抽象度を理解して、
同時に経営者とは経営者の視点で
話が出来ることが求められる。

組織の中では、自分は抽象度を
高く保って、相手が理解できなければ
相手の責任・・・とは、ならない。
コミュニケーションはあくまで
双方向のもの。相手が自分を理解しない
場合は発信側の自分にも責任がある。

常に自分はエフィカシーを
高く持ち、一段階上の抽象度を
保ちつつも、周りとの会話では
相手に合わせて自由自在に
抽象度を上下、左右に
行き来する。

部下に指示を出す時は、
ゴールを示しつつも
内容を理解してもらえるように、
必要に応じて抽象度を左右に移動して
具体例を示したり、抽象度を下げて
より詳細を伝えることも重要に
なってくる。

情報のチャンクアップ(抽象度上げる)
チャンクダウン(抽象度を下げる)
ラテラル移動(同抽象度を左右に移動)
を普段から意識して、実践すると
あなたを取り囲む職場の
コミュニケーションが
格段円滑になること間違いない。