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世界のコーチから学ぶコーチとしての姿勢

mark_schubert

本日より3日間、世界的なコーチでり、
元米オリンピック代表水泳チーム監督を
務められたマーク・シューベルトコーチに
お供させていただく機会を
いただいています。

マークさんはコーチとして
数々の偉業を
成し遂げられた方です。
彼がコーチされた中でも
有名なのが、2008年の
北京オリンピックで
8つの金メダルを獲得した
水泳のマイケル・フェルプス選手。

実は、私はフェルプス選手とは
大学の同窓生であることもあり、
そんな選手を生み出した
マークさんにいつか
お会いしたいと思って
いたのでした。

今日、私がマークさんから
学んだことは、
何はともあれその
コーチとしての圧倒的な
物腰でした。うまい日本語が
見つからないのですが、
存在感というか、オーラというか
とても静かにどしんと
構えていらっしゃる
安定感のようなものを
感じ取りました。

そして、人と会話をするときに
相手を観たり、感じ取っている姿。
たとえ会話が通訳を通してだったと
しても、日本語で話している相手を
とってもよく観てらっしゃり
相手の気や呼吸を感じているのです。

その姿勢からは相手に対する
絶対的な敬意と「この人はすごい人だ!」
という確信を感じている様子が
見てとれるのです。

とにかく相手の言うことをよく聴いて、
言葉少なく、かつ一言一言の
重みがすごいのです。

言葉で現し切れないものを
今日はたくさん感じ取りました。
今日体感したこの感覚を
自分もコーチとして還元していきたいと
思います。

マークさんとお会いできただけではなく
奇跡のような縁起もつながりました。
今日も本当に幸せな一日でした。
あと2日間も楽しみです。

※マーク・シューベルト氏について

元米国オリンピック代表水泳チーム監督。
70年代に故ルー・タイス氏に師事
80年代からは代表チーム監督を歴任しており、
27歳の時には、アメリカオリンピック水泳チームを率いて
3つの金メダルと2つの銀メダルを獲得。

その後も長年にわたって、
アメリカオリンピックチームを率い
北京オリンピックでは前人未到の8冠王を記録し
さらにロンドンオリンピックでは
史上初の3大会連続金メダルの偉業を達成。

計26人のオリンピック選手を育て
金メダル29個
世界新記録50個
全米新記録300個を達成させ
アメリカ代表監督はすでに退きましたが
現在でも現役で世界のトップ選手を指導しています。